9月6日(土)に、当ステーションより理学療法士の中澤さんが、講師を務める「理学療法士と一緒に!健康寿命を延ばすロコモ体操」を実施いたしました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
ここでは講座の様子を、写真とともにご紹介いたします。
ロコモって?
ロコモとは、ロコモティブシンドロームの略称で、運動器の障害のために経ったり歩いたりする身体能力が低下した状態を指します。いつまでも元気で歩き続けるため・健康寿命を延ばすために、ロコモの予防や進行を抑えることが重要です。
ロコモ度を測定するには、いくつかのチェックテストがあります。今回のまちゼミでは、そのうち「立ち上がりテスト」と「2ステップテスト」を行い、参加者の皆様のロコモ度をチェックしました。
まちゼミ 当日の様子
当日は、背もたれ付きの椅子をご用意して開始しました。
最初に行った立ち上がりテストでは、座った状態で左右どちらかの足を少し上げた状態から立ち上がります。この時、「反動をつけずに立ち上がれるか」「立ち上がってそのまま3秒姿勢を保持できるか」を確認します。

上げる足は写真のように少し膝を曲げた状態で行います。今回ご参加いただいた皆様は、問題なくクリアできました。
今回は体験で時間も限られていたため、1人ずつ1回のテストでしたが、従来は上げる足を左右交互に行い、椅子の高さも10cmずつ低くしていき測定を行います。
片足で立つことが難しい場合は、両足で行っても構いません。
続いて2ステップテストを行いました。
2ステップテストは、スタート地点から大股で2歩進んだ地点までの歩幅を計測し、その数値を身長で割り2ステップ値を算出します。求めた2ステップ値によって、ロコモに該当しない、もしくはロコモ度1〜3までに該当するかどうかが分かります。


上の写真は2ステップテストを実施している様子です。今回ご参加いただいた皆様は、こちらも問題ありませんでした。
最後に背もたれ付きの椅子を使った、自宅でもできる簡単な体操を皆さんと一緒に行いました。
座った状態で腕を上げたり、首や肩を動かしたり、背もたれを掴んで膝の曲げ伸ばしをしたりと様々な体操をお伝えしました。




今回は先日行われたまちゼミの様子をご紹介いたしました。
ご参加いただいた方からは「またこのような体操に参加したい」「適度に体を動かせてリフレッシュできた」といったお声を頂戴しました。普段意識しないとなかなか運動をしない方も多いのではないでしょうか。今回のまちゼミでは、ご自宅でも簡単にできる体操をご紹介いたしましたので、これからの健康維持にお役立ていただけますと幸いです。
ご参加いただきありがとうございました。